今回は、LDKの広さのお話です。LDKは20畳を一つの目安としている方が多い印象ですが、先日子ども部屋の広さの記事でお伝えしたお話と同様に、大切なのは「その空間で何をするのか」です。絶対に20畳以上!と、畳数で比較するのではなく、LDKでどんな過ごし方がしたいのか考えてみましょう。
また、インテリアでLDKを広く見せる方法についても紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
LDKでどう過ごしたいかで最適な広さを考える
畳数以上に大切なのは、LDKでどんな過ごし方をしたいかです。
たとえば
- 家族が集まるれるようにしたい
- 子どもと一緒に過ごせるようにしたい
- 子どもが勉強できるスペースがほしい
- 仕事の後、ゆったり過ごせる空間にしたい
- お客さんが来た時、最大〇人で使えるようにしたい
などなど
ご自身の今のお家のLDKでの過ごし方を考えてみて、「こうだったらもっといいのにな」とイメージしてみてくださいね。
\例えばこんな間取り/
こちらのLDKは19.4畳ですが、通路部分を除くと約17畳になります。
\間取りのポイントはこちら/
- リビングの上部が吹抜けになっている
- ウッドデッキへ視線が抜けるため広がりを感じられる
吹抜けで縦方向の空間演出をしたり、デッキや窓を効果的に使って”視線の抜け”を作ることで帖数+αの広さを感じることができます。また、ピアノの練習や、宿題をするスペースを設けてあり、お子様と一緒に過ごせるLDKになっています。お施主様のLDKでの過ごし方がイメージできる素敵な間取りになっていると思います。ダイニング横の和室ではお子様をお昼寝させてあげたりもできそうですね。
こちらの間取りについて、詳しく知りたい方は下記ページよりご覧ください。
[37坪 5LDK] ファミリーライブラリーで本に親しむ空間を、休日はのんびり家で過ごしたくなる家の間取り
インテリアでLDKを広く見せるポイント
インテリアの選び方でも、お部屋をゆったりみせることができますよ。
\主なポイントは以下の3つ!/
- 床が見える面積を増やす
- 壁が見える面積を増やす
- 全体を淡いトーンにする
床が見える面積を増やす
目の錯覚を利用して部屋を広く見せます。家具は足つきのものにして、ラグは円形にすると、床の見える面積を増やせますよ。
壁が見える面積を増やす
こちらも目の錯覚を利用します。背面が抜けている本棚にしたり、背の低い家具を選ぶことで壁の見える面積を増やせます。
全体を淡いトーンにする
白や淡い色は“膨張色”と言って面積が大きく見える色です。また、ラグの色は、床の色味と揃えることで空間を広く見せることができます。帖数にとらわれすぎず、使い方から考えて、より過ごしやすい空間を作っていきましょう。
まとめ
LDKに必要な広さは畳数で判断するのではなく、どういった過ごし方をしたいかによって決めていくことが重要です。また、吹抜けやデッキテラスにつながるLDKなど空間を広く感じさせる演出や、床や壁が見える面積を増やしたり、全体のインテリアを淡いトーンで揃えるなどインテリアの工夫もあわせてしてみると良いでしょう。
冒頭にお話していた子ども部屋の広さに関する記事は、以下よりご覧いただけます。
【配置図実例つき】子ども部屋4.5畳は狭い?最適な広さを畳数別で解説
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