子ども部屋は何畳必要か?数字だけ見ていても、なかなかイメージしづらいですよね。お部屋の広さを考えるうえでポイントになるのは「何をするための空間なのか」です。その視点から考えると自ずと必要な広さが明確になってきます。
今回は、子ども部屋の必要な広さの考え方や、畳数別の配置図実例、各部屋の使い方を解説します。子ども部屋の広さがどのくらい必要か悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
子ども部屋の必要な広さの考え方とは?
子ども部屋の広さに悩んでいます。4.5畳だと狭いでしょうか?
●マドリーの回答
結論から言うと、4.5畳の空間で「何をするか」によって、丁度よいのか狭いのかは変わってきます。また、LDKなどの他の空間とのバランスも重要になってきます。
建物の全体の広さ(延べ床面積)はどうしても予算の観点から大きくは変更が出来ないものです。子ども部屋をコンパクトにまとめれば、その他の空間は広くとることができますし、水回りなどをコンパクトにして子ども部屋の広さを確保するという考え方もあります。
重要なのは、建物全体のバランスと、何をするための子ども部屋なのかをしっかりと検討してあげることです。
どんな人におすすめ?畳数別の配置図実例
子ども部屋の畳数別の配置図実例や、それぞれどんな方におすすめの広さか解説します。
【2.4~3畳】必要最低限にして空間を有効に使いたい方におすすめ!
2.4〜3畳の子ども部屋は、必要最低限の広さにして空間を有効に使いたい方におすすめです。
■子ども部屋2.4畳の配置図
\子ども部屋2.4〜3畳の使い方/
- ロフトベッドにして、下部にデスクを配置するなど空間利用の工夫を。
- 寝るだけの空間として、リビング学習を促すこともできます。
【4.5畳】家族とのコミュニケーションを大切にしたい方におすすめ!
4.5畳の子ども部屋は、部屋にこもりすぎず、家族とのコミュニケーションを大切にしたい方におすすめです。
■子ども部屋4.5畳の配置図
\子ども部屋4.5畳の使い方/
- シングルベッド・デスクを置くとぴったりサイズ!
- 自室で勉強などに集中することもできます。
- コンパクトなサイズ感なので、リビング学習を促すこともできます。
【6畳】お子さんが成長された後も使いやすい広さを確保したい方におすすめ!
6畳の子ども部屋は、お子さんが成長された後も使いやすい広さを確保してあげたい方におすすめです。
■子ども部屋6畳の配置図
\子ども部屋6畳の使い方/
- シングルベッド・デスク・本棚などが置けます。
- テレビなどを置いてもゆとりがあります。
- お友達を呼んで遊べるくらいの広さです!
兄弟姉妹がいる場合、子ども部屋をどのように使うのか?
先ほど紹介した4.5畳の事例は、大きな部屋を作っておいて将来的に間仕切り壁で区切るという計画です。お子さんが小さいうちは、大きな部屋で一緒に遊べる空間としておいて、中学生など個室が必要になった時期に間仕切りを設置してそれぞれの個室とするものです。
姉のいるマドリー編集部員は、10畳ほどの部屋を姉妹で共有していた、とのこと。間仕切りを設置できる間取りでしたが、結局二段ベッドで区切る形で部屋を分けて使っていたそうです。兄弟で年が離れている場合は、入れ替わりで一つの個室を使えるかもしれません。
臨機応変に対応できる間取りにしておくことも大切かと思います。
\押さえておきたいポイント/
- 子ども部屋でどんな風に過ごしてもらいたいかをイメージする。
- 兄弟姉妹でどのように使うのか?
- お子さんが独立した後の部屋の使い道は?
最近では、4.5畳+クローゼットといった子ども部屋が多い印象です。リビングカウンターやファミリークローゼットなど、家族共有のスペースの採用率が上がった点が理由の1つだと思います。子ども部屋の広さを検討する際は、家全体とのバランスをみつつ、現在〜5年後〜10年後の使い方をイメージしながら検討してみてくださいね。
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